• はつねとうらら

     

    小学校高学年のころ、偶然同じボーカルダンススクールに通っていた、初音と、うらら。

    その後、まったく別々の道を歩む。

    それぞれの場所でメジャーデビューを果たし、東京で、10年以上ぶりに再会。

    ある日、お茶した流れで、一緒にライブをやってみることとなり、ライブのためにユニット名をつけた。

    時々集まる、幼なじみユニット。初音がキーボード、うららがギター。

  • News

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    公演は無事終了いたしました。

    ご来場、ご視聴いただき、ありがとうございました

     

    はつねとうらら~5周年だそーだ編~

    日程:2024/4/27(土)

    会場:下北沢440

    時間:開場12:00 / 開演12:30

    出演:はつねとうらら

    前売¥4,400(ドリンク代別)

    *自由席 / 整理番号順のご入場

    *ご入場時にオリジナルポストカードチケットをお渡しいたします

     

  • HTU radio

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    不定期で木曜23時~

    YouTubeプレミア公開にて配信中📻

    幼なじみでそれぞれに歌手として活動する「はつね」と「うらら」のラジオ

    不定期で、木曜23時から、YouTubeプレミア公開でお届けしています。

    リアルタイムではチャットに参加しながら!アーカイブはいつでも! 

     

    ​▼HTUラジオ オフィシャルツイッター

    https://twitter.com/hturadio_info

     

    ▽ご視聴はこちら

    https://www.youtube.com/@user-te1pe5vv6m/featured

     

    番組へのおたよりはこちら✉

    宛先:hturadio@gmail.com

    件名に、ラジオネームと、テーマをお書きの上、お送りください✉

     

    ◎ふつおた

    はつねとうららにお知らせしたい出来事、二人に聞いてみたい内容、二人へのメッセージ、などなどなんでもオッケーです。

    ◎全力まるまる

    はつねとうららに全力で褒められたいこと(全力ほめほめ!)や、全力で応援されたいこと、全力で考えてほしいこと、、、など、「全力でやってもらいたいこと」をお送りください。全力でリクエストにお応えします!

    ◎街で見つけたHKU

    お店や商品の名前などに使われていることが意外と多い、二人の名前。 街で見つけた「はつね」か「うらら」情報を教えてください。

     

    この他にもいろいろなテーマでおたよりを募集しています。

    最新情報はHTUツイッターを要チェック!!  

  • HTU store

    HTUストアでは、CDのほか、季節ごとのいろいろなグッズを販売しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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  • 4周年Anniv. CD

    「光風」

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    2023.4.16 release


    収録内容


    1.光風
    (詞 うらら / 曲 はつね)

    Arrange, Mix&Mastering by 大野たっつん達哉(Tatsuya Ohno)

     

    ・歌詞カード付き

    ・"光風" スペシャルチェキ付き 

    (初回盤・通常盤で絵柄が異なります)

     

  • 「待ち合わせ / 朱に染まる」

    HTUストアedition
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    収録内容(HTUストアedition)

     

    track1 待ち合わせ(03:29)

     

    track2 朱に染まる(04:08)

     

    track3 HTUラジオ番外編~新曲について話す~(18:36)


    ・track3はHTUストアedition特典となり、2人のトークを収録しています。

    ・歌詞カードがセットになっています。

     

  • 1st album

    living room music 

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    < LINER NOTES >

     

  • 1

    四月のソーダ

    詞:うらら 曲:初音

    ulala

    「春の日のさよならの色」――それが二人で一緒に曲を作っていくスタートのフレーズになった。

    「四月のソーダ」という言葉は、ライブタイトルとして突然はーちゃんに告げられた。なんか、よくない?かわいくて!という理由だった気がする。なら、それをテーマに曲を作ろうよ、と言ったのは私だった。四月と、ソーダ。美しいパステルカラー。はーちゃんのメロディとその仮歌は少し切なくて、私の中に、喫茶店の窓際の席に向かい合い、あとは別れのときを待つだけの恋人同士を連れてきた。どちらから別れを切り出したのかはわからない。桜が色を変えるように、ソーダの気が抜けるように、ゆっくりと終わりゆく恋。今まで書いたことがない物語を、曲を聴いてから1時間で書き上げて、「やっぱりメロディって言葉や情景を連れてくるのだなぁ」と実感した初めての共作だった。はーちゃんとだから作れるものがあると確信して、はつねとうららの未来が楽しみになった一曲だった。

     

    〇favorite point

    ライブでは二人で始まる歌い出しを、音源でははーちゃん一人に歌ってもらった。アルバムを再生した瞬間、はーちゃんの切ない声が響いて、どんな物語が始まるんだろう?とわくわくできる。

     

    〇arrange point

    気が抜けたソーダが、忘れないわ、と言ったあと、一度だけ弾けて、そして終わるのが好き。さわやかなのに気だるげな音が、歌詞の世界をも表現してくれている。

    hatsune

    ふたりの始まりの曲。優しくて、せつなさがあって、穏やかで、気だるい。ニュアンスがとても大事な曲だと思う。一番最初、メロを作るときから、うーちゃんの歌声を思い浮かべて作っていた。自分のためじゃなくて、誰かのために曲をつくる、というのは、小5のときから曲をずっと作ってきて18年間で初めてのこと。メロを何度も書き直して、やっと最終的な形になったので、ライブぎりぎりになってしまった。一夜でこの曲に歌詞を付けて仕上げてくれたうーちゃん。

    この曲が出来上がったとき、これからもっと二人でいろいろできそう、って思った。

     

     

     

     

     

     

     

    ○favorite point

    「甘い声とさわやかな~」の「い」のうーちゃんの歌い方が好き。(実は一人のときにこっそり真似してる)

     

     

    ○arrange point

    「桜がハラハラ落ちる感じを、エレキギターで出してほしい」と伝えたのを、アレンジャーのひかるくんが絶妙に表現してくれています。歌以外も、ぜひじっくりと聞いてほしいです。 

  • 2

    冬恋

    詞:うらら 曲:初音

    ulala

    今まで何曲も歌詞を書いてきた。世に出ているだけでも、50曲近く。でも、やったことないことがあった。「詞先」という曲の作り方。歌詞を先に書いてから、メロディを付ける。私は、言葉が好きで、大切だ。だからこそ、詞先には少し恐怖があった。自分の大切な言葉を、大切にしてもらえなかったらどうしよう、という恐怖。でも、はーちゃんは普段の生活の中で、言葉というか、伝え方、伝わり方を大切にしている印象がとてもある。きっと、私が思いのままに言葉を綴っても、違和感なく曲にしてくれるという確信があった。まだ一緒に曲を作るのは2度目なのに。それは、二人が友達であり、幼なじみであるからこその感覚だったのかもしれないけど。最初に浮かんだのは、「朝のまっさらな空気を二人の吐息で汚してく」という、サビの出だし。手先とか、足先とか、耳とか、痛くなる、そんなヒリヒリした寒さを書きたかった。落ちサビ以外を書きあげてはーちゃんに投げたら、歌詞の世界をそのまま曲にして返してくれた。ほら、やっぱりね、と思った。

     

    〇favorite point

    一度目よりもなんだか泣きだしそうな、二度目の「何も言わないまま長いまつげに触れた」。

     

    〇arrange point

    デモの段階からある「ラン、ラン、ラン」というコーラスは、雪がしんしんと降っているようなイメージでつけた。歌のヒリヒリした寒さと切なさを、アレンジでよりヒリヒリさせてくれたように感じる。

    hatsune

    この曲は、先にうーちゃんに歌詞を書いてもらって、あとからメロディを付けた。わたし自身楽曲を書くとき、ほとんどが詞先なので、これはとても新鮮な作り方。うーちゃんから送られてきたワンコーラスの詞を何度も何度も読んで、景色、空気、色、匂い、をイメージしながら、出だしから何パターンか作っていった。その中で、この歌詞がいちばん届くのはどれだろう…と考えて、このAメロに。とてもお気に入り。ラストは、元々Aメロに戻ってくる構成にしたかったけれど、ちょっと長いなぁと思っていて。それをうーちゃんに伝えたら、半分にしたらいいんちゃう?と返ってきて。その通りにしてみたら、ちょうど心地よくなった。

    それから、サビはわりとすぐに書けたけれど、実はこのサビは、自分の曲だったらあまり書かなかっただろうメロディで、うーちゃんのミドルボイスが綺麗だろうなぁというのを想像しながら書いた。デモが戻ってきたとき、思ったとおり、とても声に合っていたので嬉しかった。

     

    ○favorite point

    サビの「朝のまっさらな空気を」の「を~」の最後にちょっと上がるところのうーちゃんの歌い方が絶妙。

     

    ○arrange point

    サビの「この恋の行きつく先は~」の1オクターブ下のハモリ。あと、INTER(間奏)やアウトロのコーラスも二人で考えていて、この曲にとって大切なポイント。

     

  • 3

    夏還り

    詞・曲:うらら

    ulala

    作詞はずっとしてきたけど、作曲はとても久しぶりだった。正確にいえば、9年ぶり。そもそも音楽知識が中途半端にしかなくて、楽器も暗譜で弾くならキーがCかGじゃないと弾けないし難しいコードわかんない~というようなレベルの私に、はーちゃんが出したオーダーは「おばあちゃんちみたいな曲」。おばあちゃんちの夏。人それぞれに思い描くものは違うだろうから、日本人になじみ深いリズムと音階で作ることにした(それならコードも簡単だし)。おばあちゃん、もう会えない人。戻れない場所、だけどとても温かな記憶。少し切ないけど、それよりもたくさんの感謝が溢れる記憶。思い出は自分の胸の中にあるから、思い出の中のおばあちゃんには、いつでも会える。日本の夏には、もう会えない人を偲ぶ風習がある。これから夏が来るたび、目を瞑って、想いを馳せるだろう。忘るな、忘るな。

    (はーちゃんのライナーノーツを読んで、二人ともがこのアルバムに「昨年亡くなった祖母との思い出」をしまっておいたことを知って、少しおかしくて、そして嬉しくなった。)

     

    〇favorite point

    私の歌に、とても寄り添ってくれているところ。はーちゃんの思いやりのある人柄がとてもよく表れている。あたたかい。

     

    〇arrange point

    2番の「探して歩いた」のところで入るピアノが本当に好き。泣きそうにすらなる。口笛、そのうちライブではーちゃんがチャレンジしてくれないかな。(笑)

    hatsune

    「おばあちゃんちみたいな曲作ってほしいな、懐かしい感じの・・・」という、とても大まかなテーマをわたしが伝えて、うーちゃんが詞と曲、どちらも担当した曲。

    (うーちゃんは、自分で書いた曲がCDになるのはこれが初めてだそう。デビュー作…!笑)

    みんなそれぞれの心の中に、懐かしい場所、心安らぐ場所があると思う。記憶をたどって、子どものころにちょっと還って、もう会えないとしても、思い出して、この曲を聞いてもらえたらうれしいなぁと思う。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ○favorite point

    「もういいかい」が、いつ聞いても好き。出だしのこの一言が、この曲の世界をつくっているなぁって思う。

     

    ○arrange point

    口笛が上手すぎる。(うーちゃんがCDでもライブでも実際に吹いている)

    あとは、2Aの木琴が自分的ポイント。お気に入り。

  • 4

    うたたね

    詞・曲:初音

    ulala

    アルバムの中で、最後にできた曲。はつねとうららならではのアレンジで曲を作りたい、というはーちゃんのアイディア。私たちは二人ともがボーカルで、歌うことが好き。「歌」「声」が私達の真ん中だから、それを生かしたシンプルな構成で作るのなら、単純なハモリのラインじゃなくて、もう一つ別のメロディが一緒に流れるようなコーラスにしたかった。そう意識して作ったわけではなかったけど、間奏明けの「優しい声がする」で始まるサビの二人の歌のラインは、子どもの頃に一緒に歌を歌っていた二人が、それぞれ別の道で歌手として歩んできて、その道がまた重なってそして広がっていくみたいだ、と思った。20年前も、私ははーちゃんと歌うのが好きだったな。これからも一緒に歌っていきたいと思った。

     

     

     

     

     

     

    〇favorite point

    一番最初、歌に入る前の、ブレスからの「ゆ」の入りが、もう最高にいいと思う。掴まれる。

     

     

    〇arrange point

    だんだん増えていくコーラス。右から左から、私とはーちゃんがいっぱい歌います。

    hatsune

    メロを書いているときから、この曲は、二人の声でほとんどが成り立つような、とてもシンプルなものにできたらいいなと。そして、二人じゃないと歌えないような、二人だから歌える、そんな曲にしたいと思った。(ハモリ、コーラスワークはすべてうーちゃんに任せた)

    この曲を聞いて、せつないラブソングだと思う人もいると思う。曲の解釈は人それぞれだから、それでよくて、それぞれの聞き方をしていただきたい。けれど、せっかくライナーノーツを書いているから。この曲は、昨年の夏に亡くなったおばあちゃんとの歌。また会いに行こうと思っていたのに、突然会えなくなってしまった。おばあちゃんちにいったときは、夜中までふたりでテレビを見て、コーヒーを飲んでた。(夜更かしはおばあちゃんの血だなぁ) いつもわたしの味方で、仕事の話も人生の話も、いろいろは聞かずに、一言だけ、肯定してくれた、優しい声。いなくなってしまった人には、もう二度と会えない。でも、忘れないでちゃんと思い出していたら、心の中にいるんだなぁって、そう思う。

     

    ○favorite point

    2Aの「寝言なら」の「ご~と」が好き。こう歌ってほしいな、っていうままにうーちゃんが歌ってくれてる。で、そのあとの主旋律がわたしに切り替わって、ハモリで上下でぶわぁっと入ってくるところも好き。

     

    ○arrange point

    ギター以外の音はわたしが入れているのですが、太鼓の音は最後までこだわりました。ミックスでも、ぎりぎりのところまで攻めて調節してもらって、注意して聞かないとあんまり何とも思わないくらいにさりげないけれど、ぐぐっと支えて全体をまとめる感じが出ているのではないかと思います。

     

  • 5

    レイルウェイ・トレイン

    詞:うらら 曲:初音

    ulala

    はつねとうららでライブをすることが定着したからこそ生まれた曲。電車の歌を作ろう、というテーマだった(タイトルが決定するまでずっと「電車」と呼ばれていた)。「発車いたします」「ドアが閉まります」とかのフレーズは、Salleyじゃ絶対に書かなかったような言葉。はーちゃんに歌ってほしいな、というイメージで書いた。がたんごとん、もそう。はーちゃんから、サビは全部うーちゃんに歌ってほしい、と、ハイトーンなメロディが届いて、自分のことをわかってくれている感じがくすぐったくて嬉しかった。歌っていてとても気持ちよくて楽しくて、前向きになれる歌。朝、家を出るときに、よく聴く曲になった。

     

     

    〇favotite point

    圧倒的がたんごとん。このフレーズを違和感なく素敵に歌えるのははーちゃんだけじゃないかとすら思う。

     

    〇arrange point

    はーちゃんのピアノソロの最後が、(本当のキーは違うけど音階として)ドレミファソラシド~となるところ。未来へ向かう感じ。そしてそのあと、イントロのギターのリフが、「がたんごとん」の後ろで流れだすところ。あと、最後のサビの上ハモはA5という高い「ラ」まで出したのはちょっと頑張ったので注目してほしい (私はこのアルバムでB2~A5までの音域を出しているのだ) 。

     

    hatsune

    「はつねとうらら」のライブをたくさん積み重ねていく中で、こんな曲があったらいいなというイメージができて、そこから書いていった。みんなとライブで盛り上がりたい曲。サビは、うーちゃんに主旋律を歌ってほしいと思いながら書いた。二人でずっとハモって、一緒に歌うようなサビにしたくて。あとからうーちゃんにハモリのメロを付けてもらった。

    仮タイトルはイメージで「でんしゃ」にしていて。INTERは“がたんごとん”って歌っているイメージが自分の中に最初からあったけれど、デモには入れずに「らら、らら」という形でうーちゃんに送った。そしたら、歌詞がついて返ってきたのを聞いたら「がたんごとん」ってうーちゃんが歌っていて!以心伝心!すごい!と思った(笑)

     

    ○favorite point

    サビの「どこまでもゆきたい」の「まで~」の歌い方!(これもこっそり一人で真似しちゃう)

     

    ○arrange point

    この曲のピアノは基本ピアニストの方が弾いてくれているけれど、INTERソロやところどころは、わたしが弾いています。ライブでも頑張って弾き倒しています!

     

     

  • 6

    リビング・ルーム

    詞:うらら 曲:初音

    ulala

    私がはつねとうららに感じていることって、楽しさももちろんだけど、それ以上に、安らぎ。大好きだから選んだ音楽の道なのに、そこはときどき戦場のようで、大きな孤独感を抱えることもよくあった。わかってほしいわけじゃない。だけど、わかってもらえないことは悲しかった。はつねとうららを始めてから、うちのリビングで二人で過ごす時間が増えて、いろんな話をした。はーちゃんは私の話に対して、「仕方ない」とか「気にしすぎ」とか言わない。いつも、「そっかぁ、そうなんやあ、そうやんなぁ、」と言ってくれる。ああ、このままでいいんだなあとホッとする。どこかで戦っていても、ここへ帰ってくると肩の力を抜ける。それでまた、頑張ろうって思う力も湧く。はつねとうららの音楽を受け取ってくれる人たちにも、私の感じている安らぎを、そのまま届けられたらと思った。気心の知れた古い友人の家、安心できる場所、そんな存在であれるように、このリビング・ルームから思いを込めて。

     

    〇favorite point

    最後の「いつまでも」の前のフレーズ。曲自体が秀逸というのもあるけど、幸せをかみしめている感のある切ない声がとても好き。

     

    〇arrange point

    最後サビの追っかけのコーラスははーちゃんのアイディアで、ここが大好き。ふと口ずさむときは一人で「し~あわせがし~あわせそこ~らじゅうそこ~らじゅう」と全部歌っちゃう。(笑)

    hatsune

    アルバムタイトルが決まって、タイトル曲になるような曲があったらいいね、と話しながら作った曲。わたしたちは、だいたいいつも、うらら宅で打ち合わせやラジオ収録や雑談をしている。とても当たり前のようにしているけれど、これって誰とでもできることではなくて、ふたりが友だちだからだよなぁって思う(特に私はそう)。リビングで生まれた小さな会話から始まった音楽、飾ったりしないふつうの時間、ふたりの空気。それをそのまま、聞いてくれている人のリビングに届けられたらいいなぁって思う。

    どんな場所にいるときも、暗い気持ちだったり孤独だなって感じるときも、音楽が、ライトをぽっと灯せるような、あったかいリビングみたいな場所になれたら、しあわせだなと思う。そんな、アルバムへの気持ちをこの曲にこめています。 

     

     

    ○favorite point

    2サビの「穏やかな愛を注いだ」の“そそいだ”の上がり方、下がり方、切り方、好き。

     

    ○arrange point

    ドラム、ベース、ギター、他にもいろいろな楽器が、絶妙なハネ感や音符の長さで(何度も調整してくれました)、この、ちょうどいい心地よさを出してくれています。あとは、二人でデモを何度もやりとりしながら足していったコーラス。後半は、二人の声がそこら中にいます。どれが、どっちの声か、ぜひ聞き取りテストしてみてください(笑)

     

  • 7

    [ bonus track ]

     

    はつねとうららのテーマソング

    (living room music ver.)

    ulala

    4月のソーダよりも先に作ったから、本当の一曲目。二人で一緒に詞曲を作っていった。「嫌なこととか今だけ忘れて」という歌詞をつけたのは、何の気なしにだったと思うけど、はつねとうららの活動は本当に全部これが芯だなあと今は思っている。ライブも、楽曲制作も、グッズ制作も、写真を撮りに行くのも、HTUラジオも。はつねとうららのお客さんにそれを渡すだけじゃなくて、私たち自身もみんなから「嫌なこととか今だけ忘れて」を受け取らせてもらっていると思う。「嫌なこととか今だけ忘れて」の渡し合い、本当に温かくて優しい世界。20年前に歌手を目指して出会った二人が、お互い歌手になって再会して、今こうして一緒に音楽を奏でて、それで優しい世界を作りだせていることが、本当に奇跡のように感じる。これからもこのテーマソングを連れて、嫌なこととか忘れられる時間をみんなと一緒に過ごしていけますように。

     

    hatsune

    この曲は、ライブで毎回必ず一曲目に歌っている、お互いにふたりを紹介しあう曲。うーちゃんの提案で、この曲は、ふたりで同じ部屋で、歌も演奏も同時に、ライブに一番近い感覚で録音した。アルバムレコーディングの一番最後にこの曲を録ったので、達成感と、一発録りというドキドキ感と、最後の安堵感。全部がそのまま音に入っていると思う。リビングルームミュージックver.で付け足したところは、録音直前に部屋の中で作ったんだけど、とてもお気に入り。

     

    第一回の「はつねとうらら」のライブをする前に、うらら宅で、うーちゃんの買ったばかりのギターで、ふたりでこの曲を作っていたときのことを思い出す。

    この曲をこのアルバムの最後に入れられてすごくよかった。

     

     

     

     

     

     

     

     

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    はつねとうらら

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